兵庫県 姫路市の接骨院・整骨院  ひまわり整骨院 漢方薬「和漢堂」 【腰痛・スポーツ障害・うつ・不眠・不妊症他】

鍼灸治療

🌏️25 漢方-鍼灸による治療 肋間神経痛
🌏️24 漢方-鍼灸による治療 泌尿器疾患 (前立腺肥大 膀胱炎 腎盂腎炎など)
🌏️23 漢方-鍼灸による治療 生理痛 更年期障害 つわり(妊娠悪阻) 逆子
🌏️22 漢方-鍼灸による卵巣嚢腫 子宮筋腫の治療
🌏️21 漢方-鍼灸による治療 慢性副鼻腔炎
🌏️20 漢方-鍼灸による治療 足関節症 足関節捻挫
🌏️19 漢方-鍼灸による治療 膝関節痛
🌏️18 漢方-鍼灸による股関節の痛みの治療
🌏️17 漢方-鍼灸による治療 坐骨神経痛 ヘルニア 変形性腰椎症
🌏️16 漢方-鍼灸による治療 慢性腰痛 ぎっくり腰
🌏️15 漢方-鍼灸による治療 腱鞘炎 バネ指 突き指 ドケルバン病 リウマチ
🌏️14 漢方-鍼灸による治療 花粉症 咳 くしゃみ 鼻水
🌏️13 漢方-鍼灸による治療 肘関節症(テニス肘 野球肘)
🌏️12 漢方-鍼灸による治療 上肢(首 肩 肩甲骨周り 上腕部 )のしびれ 痛み
🌏️11 漢方-鍼灸による治療 肩の痛み 肩関節周囲炎(四十肩 五十肩)肩のスポーツ外傷
🌏️10 漢方-鍼灸による治療 顎関節症
🌏️9 漢方-鍼灸による治療 頭痛 偏頭痛
🌏️8 漢方-鍼灸による むち打ち症の治療
🌏️7 漢方-鍼灸による 甲状腺疾患に対するアプローチ
🌏️6 漢方-鍼灸による治療 吃逆(しゃっくり)
🌏️5 漢方-鍼灸による治療 気管支喘息(ぜんそく) 咳喘息
🌏️4 漢方-鍼灸による 『耳鳴り 難聴 めまい 乗り物酔い』の治療
🌏️3 漢方-鍼灸治療 眼疾患 緑内障 白内障 近視 乱視 眼精疲労の治療
🌏️2 漢方-鍼灸による花粉症 鼻炎 鼻づまりの治療
🌏️1 漢方-鍼灸による治療 三叉神経痛 顔面神経麻痺 顔面痙攣

🌏️25 漢方-鍼灸による治療 肋間神経痛
(帯状疱疹 ヘルペス 繊維筋痛症 胸脇部の外傷 骨折 スポーツ傷害など)

⭐帯状疱疹 ヘルペス 繊維筋痛症やスポーツ傷害による骨のひび 筋肉の打撲や挫傷などにより 肩甲間部 背部 胸脇部 側胸部の 筋肉の痛みや神経痛が続く場合 鎮痛剤を飲み続けると副作用で胃腸の調子が悪くなり薬を飲んで痛みをコントロールできなかったり だんだん効かなくなってきたりします 直接患部に施術していく方が痛みを和らげ 損傷組織(筋肉や神経)の回復が早まることも多いです また知覚を司る中枢に作用する頭部への鍼灸施術も効果的です 原因により一定の間隔での施術が必要となります


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⏺️電話 079 271 5003
不在のとき 院長携帯へ転送するため
すみませんが10回ほどコールしてください
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院長 山田まで

🌏️24漢方-鍼灸による治療 泌尿器疾患 (前立腺肥大 膀胱炎 腎盂腎炎など)
⭐前立腺肥大症は 頻尿 排尿困難 残尿感 下腹部の不快感を伴い 特に夜間の頻尿は睡眠に影響を与えます 鍼灸やツボマッサージ 漢方薬による施術で効果があがります 自宅で簡単に出来るツボ指圧も指導します

⭐ 膀胱炎 腎盂腎炎 は多くは本人自覚ない場合が多いですが風邪に伴い発症する
細菌感染で 特に免疫力が弱っていると慢性になります 東洋医学では抗生物質に頼らず 本人の免疫力を高め ツボの作用で腎膀胱機能を 改善していきます 漢方薬も併用すると早く改善していきます

お気軽にご相談ください

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079- 271-5003
平日午前 9時〜12時 午後16時半〜19時(水曜日午後 土曜日午後 は予約無き場合休診)
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🌏️23漢方-鍼灸による治療 生理痛 更年期障害 つわり(妊娠悪阻) 逆子
⭐生理痛の程度は人それぞれ 月経かはじまると下腹部や腰が痛くなり 頭痛 食欲不振などで仕事や勉強に支障が出て薬を飲んでなかなか治まらない人もあります。ときに子宮 卵巣に異常のあるもの(子宮筋腫 子宮内膜症 子宮頚管炎など) またホルモンバランスの崩れ ストレスなど心理的なものからくるものもあります
鍼灸 温灸 ツボマッサージ 漢方薬で対処致します

⭐更年期障害 早い人で40歳前後〜50歳前後に出る 自律神経失調(のぼせ ほてり 多汗 イライラ 頭痛 )や めまい しびれ 全身倦怠感 不眠 憂鬱 何もやる気が起きない など精神神経症状をいい 男性にも更年期障害があります 鍼灸 温灸 ツボマッサージ 漢方薬で対処致します

⭐つわり (妊娠悪阻) のひどい方も程度がありますが もともと胃腸が弱く乗り物し酔いやすい もしくは 繊細 かつ敏感な性格で 漢方でいうと『肝気が高ぶりやすい』 人も つわりが長引く傾向にあります 鍼灸施術や指圧をメインに行い 薬が飲めるなら漢方生薬を服用してもらいます

⭐逆子 体操しても逆子が戻りにくい人が一定います 腹部や腰 足のツボに お灸 温灸 などを行います ほとんどの方が正常位に戻ります できるだけ予定日より早めに起こし下さい

🌻お気軽にご相談ください
電話 079 271 5003
平日午前中 9時〜12時
午後4時半〜19時(水曜日と土曜日の午後は予約無き場合は休診)
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できるだけ早めに返信させていただきます

🌏️22漢方-鍼灸による卵巣嚢腫 子宮筋腫の治療
卵巣嚢腫や子宮筋腫のときの
⭐鍼灸施術に使うツボ
⭐ 漢方薬の一例
を写真にて示します


婦人科でのドクターの診断や超音波等の診断や経過 生理の状態等をお伺いしながら 施術を進めて行きます

お気軽にご相談ください
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🌏️ 21 漢方-鍼灸による治療 慢性副鼻腔炎
⏺️蓄膿型(鼻漏型)
膿が鼻腔に出てくる人は とにかく一度膿を出してやることが重要で→葛根湯加辛夷川キュウ +桔梗石膏を用いる

⏺️ポリープ型(鼻閉型)
鼻粘膜の炎症が強い副鼻腔炎で強い発赤 充血 疼痛 腫れがあり 膿も濃厚で粘稠な場合→辛夷清肺湯 (難治のものには 桂枝ブクリョウ丸を加える)を用いる

⏺️⭐体質改善⭐

慢性副鼻腔炎の体質改善には
葛根湯加辛夷川キュウに桔梗石膏を加えて膿を出して 良くなってきたら 『荊芥連翹湯』を長期服用して体質改善し 再発予防する

さらに再発を繰り返すものには→葛根湯加辛夷川キュウ+桂枝ブクリョウ丸を用い 体力の低下したものには『補中益気湯』 を用いる

⭐鍼灸治療

下図(中国の鍼 今井絹子 2006より引用)の顔面部の経穴のほかに 手足 背部
胸部の経穴を用いる


🌏️ 20 漢方-鍼灸による治療 足関節症 足関節捻挫
足関節は足首の内くるぶし 外くるぶし の靭帯 足の指の関節部分や軟部組織 またアキレス腱付近をスポーツや日常生活のケガで受傷しやすい

患部を詳しく調べて鍼灸施術 アイシング テーピング サポーターで固定する

痛みのひどいものや骨折を伴うもの
熱感や腫れのひどいもの 浮腫のひどいものは漢方を併用する

🔯治療は骨折を伴うものでも手術をしなくてよいケガでは完全にギプス固定してしまうより 毎日鍼灸施術をしながらそのつど固定していく方がはやく治ることが多い

⏺️足の指の骨折では鍼灸施術の方がはやく治癒します

⭐漢方薬
⏺️熱感や腫れのひどいもの →越婢加朮湯
浮腫のひどいもの→防已黄気湯 キュウキチョウケツイン
痛みのひどいもの→疎経活血湯 芍薬甘草湯 桂芍知母湯 続命湯
内出血のひどいもの→桂枝茯苓丸
等を用いる

下図は『中国の鍼 今井絹子 2006』より引用

🌏️ 19 漢方-鍼灸による治療 膝関節痛
膝の痛みの中で外傷などはっきりした原因のない痛みは 膝の内外を走る経絡 脾経 胃経 胆経 膝の軟骨の変形やリウマチなど免疫異常と関係する腎の異常を考慮して治療に使う経穴(ツボ)を選択し鍼灸施術を行う

スポーツや日常生活のケガによる関節 筋肉 腱 靭帯 の痛みでは下記の図に示すような経穴を主に使って鍼灸施術を行う

成長期の青少年の『オスグッド病』『オスグッドシュラッター病』の対処についても安静固定のほかに 当院では『お灸療法』により疼痛緩和をはかっていく

慢性化したもの 痛みのとれにくいものは体質を考慮した漢方薬を併用する

⭐漢方による治療
⏺️変形性膝関節症には体質により
牛車腎気丸 独活寄生丸
⏺️炎症が激しく熱をもっている ときに関節内に水が溜まっている
越婢加朮湯
⏺️下肢が浮腫んでいる
防已黄耆湯 クミビンロウトウ
などを用いる


🌏️ 18 漢方-鍼灸による股関節の痛みの治療
股関節の痛みは腰痛との関連があるもの、股関節単独のケガや変形性のものからくる痛みに大きく分けて治療にあたっています。腰痛との関連から股関節の周囲に痛みや違和感が出ているもの 交通事故や大きな外力によって股関節をケガしたもの それぞれ下図(中国の鍼 今井絹子 2006年 より引用)に示すような経穴や足の経穴に鍼灸施術や整体 指圧により施術します。 重症のものは漢方薬を併用して痛みや炎症を静めて行きます 股関節の筋肉の治療 動きの改善 には主に内側(肝経) 外側(胆経)という大きな縦に流れる経絡に着目して治療にあたります(下図 足之少陽 足之厥陰流注図 →十二経絡図譜 藤本蓮風著 伝統医学新人の会より引用)

⭐漢方薬

⏺️冷えで痛みしびれが悪化するものは『五積散 』『アコニン酸(加工ブシ) 』
⏺️腰〜下肢にかけて冷えて重だるいものは『苓姜朮甘湯 』
⏺️老化による変形性のものには 『八味地黄丸』『独活寄生丸』
⏺️ヘルニアによる痛みしびれの強いもので下肢の冷えるものには『独活寄生丸』
などを鍼灸治療に併用する

🌏️ 17 漢方-鍼灸による治療 坐骨神経痛 ヘルニア 変形性腰椎症
坐骨神経痛 変形性腰椎症 からくる腰から臀部にかけてのしびれや痛みは東洋医学では主として臓腑(腎 膀胱 肝胆)の弱りや下肢の経絡や経筋の気血の流れの問題としてとらえ 下図に示すような経穴を治療点として鍼灸 指圧 などで治療にあたる
ヘルニアを疑う場合は『しびれ』の出ている部位と腰椎 仙椎から出ている神経の支配領域から 腰椎仙椎のどこの高さで神経が圧迫されているかを考え 治療にあたる。 つま先立ち かかと歩き方が出来にくい 筋肉の萎縮がでている場合は重症であり、早急に治療にあたらないと手術が必要になることもある

⭐漢方薬
⏺️冷えで痛みしびれが悪化するものは『五積散 』『アコニン酸(加工ブシ) 』
⏺️腰〜下肢にかけて冷えて重だるいものは『苓姜朮甘湯 』
⏺️老化による変形性のものには 『八味地黄丸』『独活寄生丸』
⏺️ヘルニアによる痛みしびれの強いもので下肢の冷えるものには『独活寄生丸』
などを鍼灸治療に併用する

下図は 『中国の鍼 今井絹子 2006』より引用

🌏️ 16 漢方-鍼灸による治療 慢性腰痛 ぎっくり腰
椅子に座った姿勢から立ち上がろうとした時、重いものを持ち上げようとふと前屈みになった時、朝洗顔しようと前屈みになった時、車から降りようとからだをひねった時、幼児を抱き抱えようとした時 等に腰にズキッと痛みが走ることがあります。大抵の場合は 筋肉の筋膜が捻れた等 筋肉が原因の腰痛です
実は普段から腰に違和感が出ていることも多いのですが腰は感覚が鈍いのでひどい腰痛にならないと腰の筋肉の異常に気がつかない事が多いのです
下肢にしびれを伴わない腰痛では下図のような腰と手足の経穴を使って指圧や鍼灸 温灸をしていくことで痛みは良くなっていきます(坐骨神経痛やヘルニアについては別の回で述べます)
部活動等で毎日激しい運動を強いられるアスリートや腰に負担のかかる仕事の場合は定期的なケアが必要です また長時間の座ったままの仕事の方は特に下肢の血行が悪く要注意です
年配の方や姿勢が円背の方 陽に当たらない方 極端なダイエットをしている方の腰痛は骨粗鬆症から圧迫骨折の危険もあります

なかには管理職の方など精神的ストレスから不眠気味となり腰痛を訴える方もあります その場合は背中の経穴も治療ポイントとなります

筋肉 筋膜またはメンタルが原因のものは 指圧 鍼灸 整体で原因となっている経絡 経筋の施術によりほとんどが早期に治癒します
お気軽にご相談ください‼️

🌏️ 15 漢方-鍼灸による治療 腱鞘炎 バネ指 突き指 ドケルバン病 リウマチ
ばね指(弾発指)は下図に示す指の関節の付け根の腱や腱が通る鞘(さや)に炎症を起こし 腱鞘炎を起こし さらに炎症が進むと指を伸ばすときにスムーズに伸ばせずに 関節部分で引っ掛かり パーンと弾けるように指が伸びる『ばね指(弾発指)』となります。

腱鞘炎やばね指は 更年期の女性 妊娠中や出産後の女性 糖尿病 リウマチ患者に多く 特に親指 中指 環指によくみられます

炎症がひどくて痛みの強いときはテーピングやシーネで固定し お灸で炎症を静める療法で痛みと腫れを改善していきます

ドケルバン病とは狭窄性腱鞘炎で親指を伸ばすときに浮き出る2本の腱の腱鞘炎で妊娠出産期更年期女性に多くみられ 掃除や仕事での親指の使いすぎが原因です

⭐お灸は指のひび 骨折 靭帯損傷 突き指 腱鞘炎によく効きます リウマチ疾患の場合は全身の鍼灸治療と漢方薬を併用します

✡️漢方薬
⏺️腱鞘炎 ばね指 ドケルバン病→桃核承気湯+地竜など

⏺️リウマチ疾患→体質により 桂枝加苓朮ブ湯 ヨクイニン湯 防已黄耆湯 越婢加朮湯 補中益気湯 六君子湯 疎経活血湯 桂枝茯苓丸 八味地黄丸 午車腎気丸など

下図 順に @日本整形外科学会ホームページ A『中国の鍼』今井絹子 2006年 Bイラストわかる漢方 リウマチ 竹内一三 ユリシス出版より引用

🌏️ 14 漢方-鍼灸による治療 花粉症 咳 くしゃみ 鼻水
花粉症の季節となりました 今年の冬はかなり冷え込み朝晩に鼻水が酷くなりティッシュペーパーが手離せない人も多いと思います。普段から冷え性体質の人は下図に示す経穴@〜Eなどに鍼灸施術や指圧を施します

⭐漢方薬
透明の鼻水や痰が多い →小青竜湯

上の症状に加え、普段から冷え性がきつい 喉がイガイガしやすい 腫れやすい
→麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)or 桂枝人参湯

がオススメです!

ご相談ください

🌏️ 13 漢方-鍼灸による治療 肘関節症(テニス肘 野球肘)
テニスの他 卓球 バトミントン ゴルフ 太鼓を叩く 車のボディーを修理する板金職人 重いフライパンをもつ調理人 など反復性損傷で運動種目や仕事の内容ごとに特異的 固有的なストレインを発生させる 内側上顆炎になりやすい野球肘 外側上顆炎になりやすいテニス肘である
肘だけでなく手関節 手指にまで疼痛が及び知覚異常や麻痺にいたることもある

下図(『中国の鍼』今井絹子 2006年より引用)に示す肘関節の内側 外側の経穴を用いて低周波 鍼灸施術とストレッチ アイシング やテーピングまたは専用の装具を施す
野球では年齢に応じて投球制限や変化球の制限 投球フォーム なども時に考慮しなければならない 何よりもしばらく肩肘を休養させ別メニューでリハビリしていくことも肝要である

⭐漢方薬は 疎経活血湯 続命湯 桂枝加朮ブ湯 芍薬甘草湯 地竜などを用いる

下図は『中国の鍼 今井絹子 2006年』より引用

🌏️ 12 漢方-鍼灸による治療 上肢(首 肩 肩甲骨周り 上腕部 )のしびれ 痛み
上肢と体幹は 骨 筋肉 関節 靭帯 血管 神経との関連を考えていく 特に 頚椎椎間関節のヘルニア 変形 むち打ち 就寝時の姿勢 なで肩体型 等から神経 血管を圧迫が原因で指先 前腕 上腕 首肩周りにしびれ 痛みが放散している場合は圧迫部位の頚椎椎間関節の炎症を取り除く鍼灸施術と程度により漢方薬の服用で効果をあげている 特にしびれと痛みの範囲を 下図の皮膚デルマトームにて原因頚椎を特定していく 頚椎関節に問題が無い場合は肩周囲の関節 筋肉 腱の状態や動きを詳しく診ていくことで原因を探っていく

鍼灸の経穴は下図の経穴 と頚椎椎間部 後頭部の経穴を使う

⭐漢方薬 は疎経活血湯 葛根湯 桂枝加朮附湯 芍薬甘草湯 桂枝ブクリョウ丸 桃核ジョウ気湯 地竜 石膏等を用いる

下図は『中国の鍼 今井絹子 2006年』より引用

🌏️ 11 漢方-鍼灸による治療 肩の痛み 肩関節周囲炎(四十肩 五十肩)肩のスポーツ外傷
1 肩に疼痛 痛みと運動障害がある
2 患者の年齢が40歳以降
3 明らかな原因がない
以上3つの条件を満たすものを五十肩という

最初 肩関節付近に鈍痛が起こり 肩の可動域の制限が起こる 洗髪 歯磨き 髪をとく 衣服を着る など日常生活で痛みが出る 夜間痛が出ることもある 腕のだるさや放散痛 しびれを伴うことも多い 肩の関節が癒着してしまって痛みは減ってきても動きが悪くなって腕をまっすぐ上に挙げたり 後ろに伸ばせなくなることもある そうなると手術が必要になることもある 老人では肩の大きな腱が断裂していることもある

下図に示すのは 肩周りの代表的な経穴であるが 手足の経穴 お腹の経穴も治療に必要なことが多い また痛めている経絡の指圧も有効で 施術の最後にキネシオテープで肩周りの動きを妨げない固定を施す 寝るときの姿勢 食養生も指導する

⭐漢方薬は 痛みの酷い時は 芍薬甘草湯 と体質に応じて 疎経活血湯 独活寄生丸 桂枝ブクリョウ丸 等を服用する

肩の外傷も同様の経穴を使うことが多い

下図は『中国の鍼 今井絹子 2006年』より引用

 🌏️ 10 漢方-鍼灸による治療 顎関節症
頭蓋骨から下顎骨に付着した咀嚼筋群が顎の関節運動を司る。咀嚼筋や関節周囲の異常 関節円板のズレ 変形 関節部の骨の変形等が起こる

多くは 睡眠中の歯ぎしり くいしばり 悪い歯並び 噛み合わせ ストレス 外傷が主な原因である

症状は口を開けしめした時に関節に音がする 顎のまわりや耳の前に痛みを生じる 口を開けにくい等である

顎関節周囲の主な経穴や圧痛点に適切に刺鍼しお灸をすることで筋肉や軟部組織の炎症を改善します

下図 『中国の鍼 今井絹子 2006年』より引用

 🌏️ 9 漢方-鍼灸による治療 頭痛 偏頭痛
中医学では外感性(風邪から由来するもの)と内傷性(気血水や五臓の異常)のものとを分けて考える 現病歴 頭痛の経過 痛みの部位や性質(後頭部 側頭部 頭頂部 頭全体など 脹痛 裂痛 締め付けられる痛み ひきつる痛み ぼんやりとした空虚な痛み 錐で刺すような痛み) 痛みの起こる時間帯 随伴症状(耳鳴り めまい 肩こり 胃腸症状 腰痛など ) 痛みの誘因 仕事の内容や環境 脈診 舌診 風邪の症状の有無 既往歴 病院の検査データ 顔色 手足の冷え ほてり 食べ物の好き嫌いや嗜好 間食 飲み物 酒タバコ 女性は生理の問診など多くの診察事項を総合して 五臓の弱りや異常 気血水の状態から『証(体質)』を考えます

下図に示す経穴(ツボ)や背中 腰 お腹 手足 顔面 後頭部 側頭部 頭頂部のツボに鍼灸やツボ指圧を施して痛みを軽減していきます。

中医学は再発を予防し 根本的なところから頭痛の原因を改善し痛みを和らげていきます。 漢方薬も体質に応じて数種類あります。
お気軽にご相談ください

下図は 『中国の鍼 今井絹子 2006年』 より引用

 🌏️ 8 漢方-鍼灸による むち打ち症の治療
自動車の後方 側方などからの急な追突等による衝撃で頚椎の過伸展 過屈曲により頚部の筋肉 頚椎の関節 靭帯 椎間板 神経 血管が損傷されることで一時的に四肢麻痺や 数ヵ月にわたり頚部 上肢にしびれや感覚麻痺を呈することがある
むち打ち損傷以外のスポーツ傷害などによる頚椎損傷 頚椎ヘルニアも同様の症状をみる 数年にわたり自律神経症状 頭痛 疼痛 しびれなどの後遺症に悩まされる場合もある 漢方薬では 葛根湯 疎経活血湯 独活寄生丸 桂枝ブクリョウ丸 等を用いる

お気軽にお問い合わせください

 🌏️ 7 漢方-鍼灸による 甲状腺疾患に対するアプローチ
甲状腺は 前頚部に位置する内分泌臓器で左葉と右葉からなり輪状軟骨に結合している。甲状腺腫 眼球突出 頻脈 動悸 体重減少 等の症状の甲状腺機能亢進を主に鍼灸では対象とする
下図(中国の鍼 今井絹子 2006より引用 )に示す
1 甲井穴 輪状軟骨の両側の経穴 の 他
2 上廉泉穴 3 増音穴 に刺鍼し その他
手足 腹部 背部 腰部等の心肝腎等の要穴を用いて証(体質)に応じたアプローチを基本とする 漢方も併用することが多い

 🌏️ 6 漢方-鍼灸による治療 吃逆(しゃっくり)
横隔膜は呼吸を助ける筋肉で 通常 規則正しく生理的運動をしているが 種々の原因(アルコール摂取 大量喫煙 早食い 一気飲み 等の急激な胃拡張 急に大声を出す 大笑いする 精神的ストレス 薬の副作用 頚部の腫瘍)で横隔膜の痙攣が起こり それがしゃっくりとなる
解剖学的には 第3〜第5頚椎から横隔神経(主として第4頚椎)が出ており 下図に示す部位への鍼が著効することがある 他に背部のツボを使いしゃっくりを止める

漢方薬は 柿蒂湯(していとう)などがある

 🌏️ 5漢方-鍼灸による治療 気管支喘息(ぜんそく) 咳喘息
かぜをひいて風邪は治ったのに咳が長引く 或いは 冷たい空気を吸い込んだり 夜間 寝床に入ってから室温 外気温が下がってきた時などに急に夜中に咳き込んだり 咳が止まらなかったり 透明な 或いは白い痰が頻繁に出る このような場合 漢方薬では小青竜湯(しょうせいりゅうとう) が効きます 胃腸を温め 痰の原因を除去して気管支炎のアレルギーを改善していきます 当院では 下に示すツボを含め 脈診や舌診 お腹診察 問診などにより お腹 手足のツボを主に使い長引く咳や喘息を改善していきます。漢方薬は体質や状態により数種類あり詳しく診察してから決めていきます

下図は 『中国の鍼 今井絹子 2006年』 より引用

 🌏️4 漢方-鍼灸による 『耳鳴り 難聴 めまい 乗り物酔い』の治療
加齢 高血圧 仕事が多忙すぎて睡眠が不足したり 職場の人間関係などのストレス 更年期近くなって ホルモンのバランスが崩れたり 或いは自律神経失調などに伴って 耳鳴り めまい ふらつき が出るとの症状を訴える方があります 当院では 今までかかった病気 現在治療中の症状 ドクターの所見を参考に 脈診 舌診 を始め体質を診断し耳の周りのツボのみならず手足 背中 お腹のツボ 時には 耳のツボも動員して治療にあたります 下図は代表的な 耳鳴り 難聴 めまいのツボの一部です 漢方薬も各種体質に応じて 揃えています 難聴の場合は発生してからできるだけ早期に治療にあたる必要があります お気軽にご相談ください

下図は 『中国の鍼 今井絹子 2006年』より抜粋

 🌏️3 漢方-鍼灸治療 眼疾患 緑内障 白内障 近視 乱視 眼精疲労の治療
緑内障 白内障の軽いもので手術にまで至らない予防としては鍼 ツボ指圧 漢方薬 食膳をおすすめします。顔面のツボとしては中国では下の図にあるツボと体質に応じて後頭部のツボ 手足のツボを使い 鍼やツボ指圧を行います 近視 乱視 眼精疲労も同様です 頭皮に散在するツボに鍼と指圧を組み合わせると効果が倍増します。

 🌏️2 漢方-鍼灸による花粉症 鼻炎 鼻づまりの治療
PM2.5 花粉など化学的刺激 気温など気象の変化により 鼻粘膜に炎症が起こり 過度の鼻水 鼻づまり 鼻声 くしゃみ等の症状が頻繁に起こると日常生活 仕事 勉学 スポーツの場面で非常にマイナスになります 当院 では下の画像に示す顔面部のツボに加え 背部 手足のツボに鍼と温灸 体質に応じた漢方薬を処方して根本的な症状の改善をはかります。お気軽にご相談ください
図は 『中国の鍼 今井絹子 2006』より引用

 🌏️1 漢方-鍼灸による治療 三叉神経痛 顔面神経麻痺 顔面痙攣
A 三叉神経痛は原因不明の突発性のものも多い 寒冷風 談話 咀嚼 嚥下時の刺激が誘因となり持続的激痛が起こり唾液 涙 汗 鼻粘膜の分泌が増える

B 顔面神経麻痺は 目の回りの眼輪筋を挙げることができず おでこにシワを作ることが出来なくなる 開いた眼を開いたまま完全に閉じれなくなる 無意識のうちに涙が流れ出たり 麻痺側の口角が下がり口笛を吹けなくなる 水を飲むとき口角より漏れるようになる

C 顔面痙攣 は自分の意思とは無関係に眼輪筋 頚部 肩部 顔面片側全体が痙攣するもので眼瞼痙攣 痙性斜頚 片側顔面痙攣 顔面ミオキミア等の疾患がある

鍼灸治療においては下の図に示す顔面部のツボと問診舌診 脈診断等により手足 背中 お腹等の全身のツボを使った鍼灸治療を行います

🌻お気軽にご相談ください

 使用する鍼について

衛生面を考慮し、患者様に安心して鍼灸治療を受けてもらうため、鍼はすべて使い捨ての鍼を使って治療をしています。

一本ずつ無菌状態を保つために、鍼を個別包装してエチレンオキサイドガス滅菌を施してあり、また鍼管中で鍼がぐらつかないものを使っておりますので、打鍼時の痛みや違和感がありません。

患者様を第一に考えた結果、この使い捨て鍼(ディスボ鍼)を選んでおります。


 鍼のいろいろ

@ 直接お腹をコンコンとたたき、胃腸の調子を整えたり、更年期特有ののぼせを取ったり、ストレスからくる首・肩・のどの不調を治療する、「刺さない」気持ちの良い鍼で、赤ちゃんからお年寄りまで使用します。

A 摂食鍼で、これも皮膚をさするローラーでさすり、「刺さない」鍼で皮膚の病や小児に使います。
鍼の形態

 夢分流打鍼術とは

この鍼は「刺さない鍼(はり)」で、生後間もない赤ちゃんから、乳幼児、おなかの大きな妊婦さん、90歳を超えたお年寄りまで使える「カラダに優しい鍼(はり)」です。

全く痛くないから医者嫌いの1歳児の子どもさんでもじっと治療を受けています。


◆ 打鍼(うちばり)の適応症状とは・・・

@ ストレス・うつ・自律神経の失調・胃のもたれ・消化不良・冷え性
A 逆子・不妊症・生理不順・更年期障害(不安・冷えのぼせ・肩凝り)
B 小児ぜんそく・夜泣き・疳の虫・虚弱体)
C 腰痛・高血圧・産後の養生・産婦人科疾患(筋腫・卵巣のう腫)

◆ 夢分流服新診図(弁釈鍼道秘訣集 藤本蓮風著1977より)

人間の全身の病態がお腹に反応として出てくることが多く、当院では鍼灸をする場合OR漢方薬を決める場合の診断基準としてお腹を診ております。
この「夢分流打鍼術」は御園意斎(1557〜1616)が夢分翁(元禅宗の僧)から伝えられたという療法で、“禅的無我”の境地でヒトの身体の訴えを「腹部の気の偏在」として投影し、診断治療点として編み出した独自の治療法で、我々も改良を重ね、ごく一部の鍼灸師のみが伝承医学としてその鍼術を継承し臨床の場で活用している。




 電子温灸

火を使わない灸治療もございます。

当院では電子温灸による治療も対応しておりますので、灸治療が苦手な方はお申し出くださいませ。


 お灸療法について



ひまわり整骨院 漢方薬「和漢堂」
〒671-1222 兵庫県姫路市網干区宮内178
079-271-5003

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